1986-05-13 第104回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
また、そのほかにも昨年の六月に円建てBA市場というようなものも創設いたしました。さらに短期国債の発行も、これも短期国債市場ができるという意味で、短期金融市場の整備拡充につながるというようなことがございます。また、今後とも短期金融市場の一層の整備拡充を図っていこうということを考えているわけでございます。
また、そのほかにも昨年の六月に円建てBA市場というようなものも創設いたしました。さらに短期国債の発行も、これも短期国債市場ができるという意味で、短期金融市場の整備拡充につながるというようなことがございます。また、今後とも短期金融市場の一層の整備拡充を図っていこうということを考えているわけでございます。
六月一日には円建てBA市場を創設いたしました。まずCD市場には、証券業者がその仲介機能を果たすということで、証券業者を流通取り扱いにも参加させる。それから、円建てBA市場にも来年四月には、その進行状況を見守るという意味でちょっとずれるわけでございますけれども、証券業者を参入させるというようなことで、先ほど来御議論の短期金融市場の整備拡充にも大きな役割を果たしてくると思っています。
○政府委員(宮本保孝君) 現在、短期の金融市場といたしましてコール市場あるいは手形市場あるいはCD、現先あるいは外貨預金等々、非常に我が国におきましても短期の金融商品を中心にいたしました市場が出てきているわけでございますが、また六月からはいわゆる円建てのBA市場というようなものも発足しております。
その点につきましては私どももその評価をしているわけでございまして、短期金融市場の整備という意味では、これは短期国債だけではございませんけれども、先ほど理財局長が申しましたように円建てBA市場、これは先ほど先生がおっしゃいました国際化の役に立つというようなことでございましょう。それから、CDという短期金融市場に証券会社を六月一日から、仲介機能を拡充するというような面で入れていく。
したがいまして、先ほどの大蔵省で発表いたしました「現状と展望」におきましても、短期金融 市場、これは短期国債だけではなくて、短期金融市場の整備拡充と仲介者の機能拡充というようなことを申しているわけで、私どもといたしましては、先ほど申しましたような円建てBA市場とか、CDの拡充とか、BA市場、CD市場に証券会社が参入してさらに懐が広くなるというようなことを進めていくということでございますので、先生と認識
また、本年中に実施が予定されているものといたしまして円建てBA市場の創設等があるわけでございますが、こういうものを説明するということになろうかと思っております。
○大坪健一郎君 その円建てBA市場とかTBの市場とか新しい市場がどんどんつくられたりしてきておりますけれども、一説によればそれにオフショア市場も東京でつくるというようなことになってくるのじゃないかと言われております。そうなると、金利の自由化も相当な勢いで進展せざるを得ないと思うのです。
国内の分野におきましても、御指摘のような金利の一層の自由化の問題であるとか、あるいはBA市場の発足の問題であるとか、外国証券会社の問題であるとかございますし、それからまたユーロ円市場の関係でも、ユーロ円貸し付けあるいはユーロ円CDの問題について、これからさらに努力をしていかなければならない問題が残っております。
そこで、具体的に何をやったかということになりますと、ことしに入ってからやりましたのが、四月初頭までに市場金利連動型預金、いわゆるMMC、それからCD、譲渡性預金の発行条件の一層の緩和、円建てBA市場の創設、それから債券先物市場の開設についてその具体化を進めますとともに、業際問題でございます。
今、当面の問題としましては、いわゆる円建てBA市場の創設とそれから債券先物市場の開設、これらの具体化を進めよう、こういうことになっておるわけであります。これからもいわゆる環境整備を図りながら、金融市場の規制緩和、自由化というものは着実に推進していかなければならぬ課題であるというふうに考えております。(拍手) ─────────────
したがいまして、そういう見地も加えまして、例えば最近ではBA市場などを創設いたしまして、これは円の国際化と同時に、短期金融市場の整備拡充という見地でさらにオープンマーケットをふやす、こういう考え方に立っております。
この問題につきましては、今御指摘がありましたように、まず、いわゆるCDとかBA市場とか、そういうところから進んできておりますが、金利の自由化の推進、短期金融市場の整備拡充等、それらは今実施してきておるわけでございますが、当面の主要な措置としては、先ほどちょっと申しました、六月から円建てBA市場の発足を予定しております。
こうした観点から通商産業省といたしましては、貿易、金融の円建て化を進めるために円建て銀行引受手形市場、いわゆる円建てBA市場と申しますが、これの早期創設を提言していたところでありますが、この市場は新年度に入ってから早い時期に発足の運びとなると承知をいたしております。
その中で、一、二点お尋ねをいたしたいのでありますけれども、円建てBA市場につきましては、本年六月ごろ創設されると聞いておりますけれども、取引対象手形の印紙税率を定額税率でなくて階級税率にしたということが言われております。これでは、印紙税負担が市場拡大の障害になるのではないかと懸念されるわけですが、この点、いかがお考えになりますか。
円建てBA市場が開設されますと、六十年度の税制改正におきましても関係各省庁ともいろいろ議論したわけでございますが、その場合に想定されます手形の種類といたしましては大体五つぐらいが想定される。
○塩出啓典君 それから今短期市場の育成についてはいろいろ日銀の考え方もお聞きしたわけでございますが、特にこのBA市場については非常に消極的のように理解をしておるわけでありますが、この理由は何かお尋ねいたします。
そこで現在、先ほども御指摘ございましたが、アメリカからの要請といたしまして、円建てのBA市場をつくったらどうだろうか、あるいは今申し上げましたCD市場をもう少し何といいますか、流動性を高めて短期の市場としてもっと機能するような市場にもっていったらどうだろうか。
○大坪健一郎君 最後に、ちょっと時間をいただきまして、せっかく銀行局長お見えですから、金融自由化の兼ね合いで特にBA市場のことについて、新聞等も書いてますし、我々も気にしているんですけれども、まだ御方針がはっきり決まっておらないのか、あるいはこういう行き方で考えておるということがおっしゃれるのか、それをちょっとお聞かせいただきたいと考えております。
○政府委員(宮本保孝君) BA市場の問題につきましては、先ほど申し上げましたように、我が国の短期市場を育成していくという見地から、私どもといたしましてもこれを前向きに取り扱っていきたいということで、今度のアドホック会合のやりとりの過程におきましては、これについて前向きの発言もいたしておるわけでございます。
それから第二は、円建てBA市場、バンクアクセプタンス市場の創設、それから証券会社がその円建てBA市場並びに現在の国内のCD市場ペディーラーとして参入するということだと思います。
○渡部(一)委員 私は見ておりまして、ともかく日本において問題の大きいのは、対外的な自由化よりも国内における金融市場というものがつくられていない、だから自由化の前に銀行間預金の規制を撤廃するとか、あるいはCDについてもうちょっと緩やかな取引をもっと定着させるとか、あるいはTB市場をつくるとか、あるいはBA市場を創設するとか、そうした手続を国内としてやらねばならない方向だろうと思いますし、その点は御異存
〔委員長退席、熊川委員長代理着席〕 ただ、日本の場合には、アメリカからも言われておりますが、BA市場であるとかあるいは短期の国債の市場であるとかというような点についての整備はできておりませんけれども、現在ある短期の金融市場については大体自由化されておる。
もう少し具体的に言いますと、ユーロ円債であるとか、円建てBA市場、あるいはCD等の問題については、これは前向きに対応していくべきであるというふうに考えますが、ここで徐々にというように申しましたのは、国内の条件整備を欠いて自由化を国際取引について急速に行いますと混乱が生ずるおそれがあるからでありまして、ここでも急速な条件整備、つまり国内金融の自由化を進めていくことが何よりも肝要である、こういうように考
BA市場というお話もございまして、私どもこれに反対ではございませんけれども、余り期待はかけられないかもしれませんが、私どもとしては、どちらかといえば、TB市場というものが国際的な例を見てもこれを整備していくことが望ましいのではないか。
海外からも、今回のアドホックの会合などにおきましても、CD市場をもう少し流通性をふやしてもらいたいとか、あるいはBA市場を創設してくれとか、あるいはTB市場をつくってくれというようないろいろな要請があるわけでございまして、金融サイドからいいますと、そういうような短期金融市場が充実していくこと、これは将来の方向としては望ましい方向じゃないか、こう思っているわけでございます。
確かにBA市場をつくるとかいうことがプラスには働くと思いますけれども、それが大変なシェアを拡大できるかというと必ずしもそう簡単ではない、こう私は見ているわけですね。ですから、そこらのところはやはり現状認識の上に立って、ひとつ大臣にはアメリカとの話はちゃんとやっていただきたいと思うのですね。
○渡邊参考人 お二方のおっしゃったこともある意味でわかりますし、それから、日本の貿易構造から見まして、円建てのBA市場をつくっても輸入に大きな役割を果たさないのじゃないかというような御意見もあるかと思います。
したがいまして、短期金融市場のBA市場創設、それなりに、短期市場がなかなかうまくいきませんので必要性はあろうかと思いますけれども、今のような貿易構造でございますので、そのために、BA市場をつくって果たして輸入の円建てが促進されるかどうか、非常に私としては疑問だ。
そういうところでBA市場をつくったら、それがすっとふえるようになるのかどうかということについては、そのBA市場をつくることには私は全然反対ではありませんけれども、そういうものをつくって今の二、三%というのがふえていくのだろうかという点にちょっと私、疑問を感じるものですから、その点について参考人の皆さんから感じだけ、ふえるかふえないか、今後の。